東京都内には7施設の寄席(落語定席)があり、その1つが「新宿末廣亭」です。
そこで新宿にある寄席の「新宿末廣亭」とはどんな施設なのか、概要や公演情報について紹介します。
寄席を楽しめる「新宿末廣亭」とは?
「新宿末廣亭」とは、1897年に創業した老舗の寄席です。
50年代から60年代にかけてピークを迎えた落語ブームを支え、江戸落語の魅力を現代に伝えています。
客席は1階と2階合わせて313席で、畳敷きの桟敷席もあります。
都内の落語定席では唯一の木造建築で、2011年には地域文化財に選出されました。
また趣ある造りなので、映画やドラマのロケ地として登場することも多い寄席です。
「新宿末廣亭」の寄席公演
通常の寄席公演は、毎月10日ごと(上席・中席・下席)に出演者・演目を入れ替えています。
落語芸術協会と落語協会が交互に出演しており、若手二つ目による深夜寄席などのイベントも開催されています。
さらに円楽一門会・落語立川流・上方落語協会からゲストを招いたり、漫才ライブなどのイベントも行われる寄席です。
当日券情報
「新宿末廣亭」に前売り券はありません。(10名以上の団体を除く)
通常公演の料金は以下の通りです。
●一般:3,000円
●シニア(65歳以上):2,700円
●学生:2,500円
●小学生:2,200円
末廣亭友の会(年会費10,000円)に入会すると、入会時および3カ月ごとに招待券(計4枚・12,000円相当)が送付されます。
さらに記念品として、オリジナルグッズ(扇子、手ぬぐい、湯飲み茶わんのうちお好みの2点)が進呈されます。
会員本人および同伴者1名は2,500円で入場できるため、夫婦・友人同士の方や、年4回以上利用する方におすすめです。
開演日時
開演日時は以下の通りです。
●開演時間:12時~16時15分(昼の部)、16時30分~20時30分(夜の部)
※2021年4月1日以降の開演時間となっております。
●営業日:1月1日~12月29日
●休業日:12月30日、31日
昼の部と夜の部の入れ替えおよび座席指定はありません。
なお新型コロナウイルス感染症対策のため、開演・終演時間に変更がある可能性があります。
また公演日・演目が変更される場合もあるため、事前にご確認ください。
●所在地:新宿区新宿3-6-12
●アクセス方法:新宿三丁目駅(東京メトロ副都心線・丸ノ内線)より徒歩1分
●駐車場:なし
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