新宿区は文学者・夏目漱石が生まれ育った街です。
そして晩年を過ごした漱石山房のあった地に、記念博物館が開設されました。
そこで新宿区にある、「漱石山房記念館」の概要と利用案内とは何かについてご紹介します。
新宿区にある漱石山房記念館の概要とは
新宿区の「漱石山房記念館」とは、夏目漱石の生誕150周年を記念して2017年に開館した記念博物館のことです。
本格的な漱石記念館としては日本初で、夏目漱石に関するさまざまな展示資料があります。
また夏目漱石がどんな人物だったのか、幅広い視点から学べる施設です。
さらに企画展示や講座など、さまざまなイベントも開催されています。
建物の概要は次の通りです。
1階
1階には夏目漱石が晩年を過ごした、漱石山房を再現した展示室があります。
当時の書斎や客間、ベランダ式回廊なども記念館内部に再現されています。
かつて漱石山房は文化人が集うサロンとなっており、「漱石山房記念館」も心地よく過ごせる空間になっているためおすすめです。
さらに関連図書を読みながらゆったり過ごせる、ブックカフェもあります。
作品内に登場するスイーツも楽しめるので、夏目漱石ファンはぜひお試しください。
2階
2階は、夏目漱石と作品世界や絵画などが紹介されている展示室です。
新宿区が所蔵する草稿や書簡など、貴重な資料も展示公開されています。
また実際に身に着けていた衣類や、初版本も数多く展示されています。
グラフィックパネルや映像による展示も見どころのひとつです。
新宿区にある漱石山房記念館の利用案内とは
新宿区の「漱石山房記念館」の利用案内とは、次の通りです。
●所在地:新宿区早稲田南町7
●開館時間:10:00から18:00(入館は17:30まで)
●漱石公園開園時間:8:00から19:00(4月から9月)、8:00から18:00(10月から3月)
※コロナウイルス感染拡大防止の観点により、時間が異なる場合もございます。
●休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休館日
●観覧料:300円(一般)、100円(小中学生)
●アクセス方法:早稲田駅(東京メトロ東西線)より約10分
図書室は無料で利用できる
地下1階にある図書室は無料で利用できます。
夏目漱石の作品や関連書籍など、約3,500冊がそろっています。
誰でも自由に閲覧できるため、ぜひ利用してみてください。
なお蔵書については新宿区立図書館OPACで検索でき、一定の範囲内で複写も可能です。
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