錦糸町は江戸時代に活躍した浮世絵師の葛飾北斎とゆかりある地です。
そのため錦糸町周辺は、葛飾北斎のアートに深く関わりのあるエリアです。
そこで葛飾北斎とどのような関わりがあったのか、北斎アートを楽しめるスポットとともにご紹介します。
錦糸町周辺と関わりのある葛飾北斎のアートと墨田区
葛飾北斎は、世界的に著名な浮世絵師です。
ゴッホをはじめとする海外の芸術家にも、大きな影響を与えたことで知られています。
そんな葛飾北斎は生涯のほとんどを墨田区で過ごし、代表作「冨嶽三十六景」でも錦糸町周辺の風景が描かれています。
墨田区内を中心に93回も引越しをおこなっており、錦糸町周辺に住んでいるときもありました。
「北斎通り」という愛称で親しまれている錦糸町から両国までの通りもあります。
通りには北斎の作品が掲示されており、街歩きを楽しめますね。
錦糸町周辺と関わりのある葛飾北斎のアートとふるさと納税
墨田区が実施しているふるさと納税では、「すみだ北斎美術館」に寄付できます。
葛飾北斎と関わりあるアートやものづくりを通して、錦糸町周辺などの墨田区を活性化させるのが目的です。
「すみだ北斎美術館」にふるさと納税で寄付すると、寄付者銘板の掲示や年間パスポートの進呈などを受けられます。
このほか館内ツアーや企画展への招待などもあるため、葛飾北斎やアート作品に興味のある方はふるさと納税を活用してみてください。
すみだ北斎美術館の施設情報
●所在地：墨田区亀沢2丁目7番2号
●開館時間：9時30分から17時30分（入館は閉館の30分前まで）
●休館日：月曜（休日の場合は翌平日）、年末年始
●アクセス方法：JR両国駅より徒歩9分、都営大江戸線両国駅より徒歩5分
映画「HOKUSAI」
2021年5月には、葛飾北斎の生涯を描いた映画「HOKUSAI」が公開されました。
売れない絵師だった北斎は版元の蔦屋重三郎に見いだされ、江戸を席巻する人気絵師になります。
一方で風俗文化を厳しく取り締まっていた江戸幕府で、浮世絵も規制対象とされてしまいます。
そんな逆境においても画道を貫いた北斎の、波乱に満ちた生涯を描いた作品です。
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