新宿にある「木組み博物館」は、建築技術について学べる博物館です。
建築技術を展示や体験を通して紹介しており、伝統工芸に興味のある方にぴったりのスポットです。
そこで「木組み博物館」とはどんな施設なのか、展示内容や企画についてご紹介します。
新宿で建築技術を学べる「木組み博物館」の展示内容
新宿の「木組み博物館」とは、従来の展示中心型・五感体験型から、より能動的な参画型を目指した博物館です。
木組みとは、くぎなどの金属類を使わず、加工した木材をはめ合わせる技法のことです。
木組みの歴史は古く、縄文時代にまでさかのぼると言われています。
そのため古くから数寄屋や社寺建築などの、日本の伝統的な木造建築に用いられてきました。
「木組み博物館」では、そんな木組みに関する資料を公開しています。
また漆や左官などの伝統技術も紹介しています。
手に取って体感できるものが多いため、伝統技術に興味のある方におすすめの博物館です。
第1展示室
第1展示室では、大型木組みの三重塔などを公開しています。
木組みはおよそ20点あり、そのほとんどを実際に手に取って観察できます。
このほか、丸太(切り株)などの素材にも触れられるコーナーです。
第2展示室
第2展示室では、日本建築の仕上げ技術を展示しています。
左官や屋根、鬼瓦などの模型のほか、大工道具などもそろっています。
新宿で建築技術を学べる「木組み博物館」の企画情報
新宿の「木組み博物館」では、木組みの技術に関するさまざまな企画を開催しています。
「ミニ棟梁制度」では、大工の基礎であるかなづち、のこぎり、かんな、のみの使い方や、作品づくりを段階的に学べます。
また伝統行事と建築をテーマにした会や、木組みの共同作成などもおすすめの企画です。
木組みの森劇場
毎月土曜の開館日には、「木組みの森劇場」が開催されます。
読み語りのほか、館長によるミニ講座を実施しています。
平日の来館が難しい方におすすめの企画です。
●所在地:新宿区西早稲田2-3-26 ホールエイト3階
●入場料:無料
●開館時間:10時から16時(火曜、水曜、木曜、月1回の土曜)
●休館日:年末年始など季節の休館あり
●アクセス方法:早稲田駅(東京メトロ東西線)より徒歩4分
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間が異なる場合があるので注意してください。
おすすめ物件情報|新宿の物件一覧