いつもの日常を少しだけ忘れて、自然の中をのんびり歩いたり季節の花を眺めたりして癒される、そんなひとときを過ごしたいと思うことはありませんか?
東京都北区には、そんなときにピッタリのスポット「旧古河庭園」があります。
今回は、この旧古河庭園の魅力についてご紹介します。
北区の名所 旧古河庭園の見どころは花・洋館・庭園
旧古河庭園は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した政治家、陸奥宗光の邸宅を整備して造られた都立庭園の一つです。
陸奥宗光の次男が古河家の養子となり、のちに邸宅も古河家所有のものとなったため、庭園名に古河の名が付きました。
園内には桜・バラ・彼岸花・モミジ・ツバキなど、四季折々の花や木が多数植えられており、いつ訪れても季節ごとの自然の美しさを堪能できます。
そんな旧古河庭園の最大の特徴は、日本庭園と洋風庭園が融合しているところです。
洋風庭園は、大正初期の庭園の原型をとどめていながら和風庭園との調和がうまく取れており、なおかつ現存する近代庭園の中でも保存状態が良いという好条件が揃っているため、国の名勝指定も受けていますよ。
イギリスのルネサンス風洋館、フランス整形式庭園、イタリア露壇式庭園を組み合わせた洋風庭園と、枯滝・大滝・茶室などが配置された日本庭園が織りなす美しさに癒やされるでしょう。
なお、旧古河庭園の一般(高校生以上65歳未満)の入園料は150円、年間パスポートは600円ですが、5月4日のみどりの日と10月1日の都民の日は無料で入園できます。
北区の旧古河庭園で開催される花の人気イベント 春のバラフェスティバル
旧古河庭園のもう一つの魅力としてご紹介したいのが、春のバラフェスティバルです。
春のバラフェスティバルは、春に咲くバラ(春バラ)の時期に合わせて毎年開催しているイベントで、多種多様なバラと洋館・洋風庭園・日本庭園の美しさを堪能できますよ。
春のバラフェスティバル開催期間中は、この時期限定で開放される芝生広場で音楽会を行なったり、どのバラが最も人気なのかを競うバラの人気投票を行なったりと、楽しい企画が盛りだくさんです!
バラスイーツやグッズも販売されるので、お土産に買って帰ると自宅でもバラフェスティバルの余韻を楽しめますよ。
そして夜は、バラ・洋館・日本庭園をそれぞれライトアップする企画もあります。
暗がりに浮かび上がるバラ・洋館・日本庭園はとても幻想的で、まるで物語の世界に入り込んだような気分を味わえるでしょう。
ライトアップは日没後から21時頃まで行なわれるので、仕事帰りに旧古河庭園まで少し寄り道をして、昼間に見る風景とはまた違った美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。
まとめ
和洋折衷の庭園の美しさが自慢の旧古河庭園は、訪れるたびに癒されるでしょう。
北区に引っ越したら、ぜひ一度は足を運んでみてください。
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