上野駅周辺へのお引っ越しをご検討中の方は、周辺に歴史ある娯楽施設や文化拠点があるか気になるのではないでしょうか。
とくに、落語や漫才などの伝統芸能に興味のある方にとっては、普段から本格的な演芸を楽しめる環境が魅力的です。
そこで今回は、上野駅周辺にある寄席「鈴本演芸場」について、その成り立ちと楽しみ方をご紹介いたします。
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「鈴本演芸場」の概要
「鈴本演芸場」は、安政四年(1857年)に講釈場「軍談席本牧亭」として上野に誕生したことに端を発する、都内に現存する最古の寄席定席です。
上野の地形が、当時の横浜・本牧に似ていたことから「本牧亭」と名づけられ、のちに創業者が名乗った姓「鈴木」から「鈴本」と改名されました。
明治・大正を経て、関東大震災後に現在の場所へ移転し、昭和四十六年には現代的なビル施設内に新築され、現在に至ります。
「鈴本演芸場」は、歴史ある寄席でありながら、音響や視認性に優れた快適な空間での鑑賞環境が整っており、現代の観客からも高い支持を得ています。
また、番組は10日ごとに変わり、上席・中席・下席の三部構成で多様な演者が出演し、落語・漫才・曲芸などの演芸を年間通じて楽しむことができるでしょう。
なお、上野駅や御徒町駅、上野広小路駅など複数の駅から徒歩圏内でアクセスも良好なため、日常的に訪れるのにも適しています。
●所在地:東京都台東区上野 2-7-12
●アクセス:JR「上野駅」不忍口より徒歩約10分
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「鈴本演芸場」の楽しみ方について
「鈴本演芸場」では、落語を中心に漫才・紙切り・奇術・曲独楽など多彩な演目が上演され、どなたでも自由席で気軽に観覧することが可能です。
座席は285席で、演目の途中でなければ入退場も自由なため、通しで鑑賞する方から目当ての演者のみを楽しむ方まで、多様なニーズに対応しています。
また、2階にはモニター付きの飲食コーナーがあり、持参のお弁当やドリンクを楽しみながら演目を画面越しに観られるなど、柔軟な過ごし方が可能です。
館内に足を踏み入れると、修業中の前座が打つ太鼓の音が迎えてくれ、ビルの中にいながらも寄席らしい雰囲気を感じられる設計になっています。
さらに、エレベーター設置時に偶然生まれた2人掛けの人気席「ラブラブシート」もファンに親しまれており、夫婦・友人・おひとり様もご利用できます。
なお、初めての方にも敷居が高くない空間づくりがされており、上野観光の合間に立ち寄るなど、気軽に本格的な伝統演芸を体験できる場所です。
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まとめ
「鈴本演芸場」は、160年以上の歴史を持つ都内最古の寄席定席であり、上野の文化的象徴として存在し続けています。
多彩な演目や自由な観覧スタイル、飲食スペースなどが整備され、初めての方でも気軽に楽しめる演芸場です。
上野駅周辺にお引っ越しをご検討中の方は、ぜひ「鈴本演芸場」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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