「新宿中村屋」は、カリーや中華まんなどで知られる老舗の食品メーカーです。
本店には本格的なカリーを楽しめる直営レストランもあります。
そこで文化人に愛される「新宿中村屋」の歴史や、おすすめメニューを紹介します。
文化人に愛されてきた「新宿中村屋」の歴史
「新宿中村屋」の歴史は、1901年のパン販売からスタートしました。
1909年には新宿(現在の本店)へ移転し、その後、菓子や缶詰の製造販売を始めます。
クリームパンや中華まんなど、現在でも人気の食品を次々と考案しました。
そして1927年には、インド人のラス・ビハリ・ボースによる協力のもと、本格的な純印度式カリーの販売をスタートします。
当時は小麦粉を用いた欧風カリーが一般的だったものの、純印度式カリーもしだいに人気を集めて名物料理になりました。
また文化人に愛され、創業者夫妻は芸術活動への支援も熱心におこなっていました。
そして中村屋サロンには、多くの文化人や芸術家が集っていたことでも知られています。
その一人であるウクライナ人のヴァスィリー・エロシェンコは、ボルシチのレシピを伝えました。
そのためカリーだけでなく、ボルシチも人気のメニューです。
●所在地(本店):新宿区新宿3-26-13
●アクセス方法:JR新宿駅東口より徒歩2分
文化人に人気の「新宿中村屋」のおすすめレストラン
文化人に愛されている「新宿中村屋」の本店ビルは、2014年にリニューアルオープンしました。
直営レストランのほか美術館などがあります。
地下1階のショッピングフロアでは、レストラン仕様の総菜やこだわりの和洋菓子を販売中です。
Manna
「Manna」は、レストラン&カフェです。
純印度式カリーやシーフードカリーなどを楽しめます。
2種類のカリーを同時に楽しめるハーフ&ハーフセットもあります。
カリー以外にも、ボルシチや麻婆豆腐定食など多彩なメニューを楽しめます。
●営業時間:11時から20時(当面は営業時間を短縮中です)
●定休日:1月1日
※最新情報は公式サイトをご覧ください
Granna
「Granna」は、カジュアルダイニングレストランです。
純印度式カリーや、70種類以上の日本ワインを楽しめます。
結婚式の2次会や少人数でのパーティー、ビジネスシーンにも利用できるレストランです。
●営業時間:11時30分から20時(当面は営業時間を短縮中です)
●定休日:1月1日
※最新情報は公式サイトをご覧ください
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