「新宿中央公園」は、区立としては最大規模をほこる都市公園です。
そしてビオトープ周辺は東京都庁などのビル群に囲まれており、都会の真ん中でリフレッシュしたいときにもおすすめのスポットです。
そこで「新宿中央公園」のビオトープとはどんな施設なのか、観察できる生物とともに紹介します。
新宿中央公園のビオトープとは?
「新宿中央公園」には、動植物の保護や環境保全を目的としたビオトープが設置されています。
ビオトープとは、生命(バイオ bio)と場所(トポス topos)の合成語です。
ビオトープの中では湖沼や湿地、河川、草地などが再現されています。
「新宿中央公園」ではおもに昆虫や鳥類の保護を目的としており、トンボやカエルなどの姿が確認できます。
田んぼや水草が整備されているほか、生物のすみかとなるバイオスタックは、公園内のせん定枝で作られました。
敷地内に入れる
毎週水曜から日曜は、敷地内に入ることが可能です。
内部にはベンチもあるため、自然の動植物を観察しながらゆったりとした時間を過ごせます。
●所在地:新宿中央公園内、十二社通り沿い熊野神社南隣り
●開放日:毎週水曜から日曜
●封鎖日:月曜・火曜
●開放時間:9時~17時(4月~10月)、9時~16時(11月~3月)
●アクセス方法:都庁前駅(都営地下鉄大江戸線)より徒歩5分、新宿駅より徒歩15分
新宿中央公園のビオトープで観察できる生物
「新宿中央公園」のビオトープでは、さまざまな生物を確認できます。
これまでに以下の生物が発見されました。
●トンボ(オオシオカラトンボ、アカトンボ、クロスジギンヤンマなど)
●チョウ(モンシロチョウ、アオスジアゲハ、ツマキチョウ、ヒメジャノメなど)
●その他の昆虫(マルハナバチ、ミカドトックリバチ、ジョロウグモなど)
●鳥類(カルガモ、シジュウカラ、メジロなど)
●その他(メダカ、ニホンアマガエル、アズマヒキガエルなど)
●植物(セイヨウタンポポ、ハルジオン、キュウリグサなど)
ここで紹介したもの以外にも、多種多様な生物が共生しています。
幼虫や卵、サナギなどもビオトープで観察されてきました。
また植物は季節によりさまざまな種類が発見されているので、年間を通して自然観察におすすめのスポットです。
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