「放浪記」や「浮雲」などを執筆した作家の林芙美子は、新宿区で暮らし執筆活動をおこなっていました。
当時暮らしていた邸宅は現在「林芙美子記念館」という施設となり、彼女の暮らしやこだわりを感じられる空間となっています。
そこで今回は新宿区で賃貸物件をお探しの方に向けて、林芙美子記念館とはどのような施設なのか、概要と利用案内をご紹介いたします。
新宿区にある林芙美子記念館とは:施設概要
林芙美子記念館とは、林芙美子が昭和16年から生涯を閉じる昭和26年まで夫である緑敏とともに暮らしていた旧宅を利用した施設です。
彼女はこの邸宅を建てるにあたり建築について学び、材木も自ら見に行き選ぶなど、格別の思いを込めています。
たとえば茶の間は一家が集まる団らんの場であることを考え、掘りごたつや多くの収納など暮らしやすさを第一に考えられた造りになっています。
また林芙美子は納戸であった部屋を書斎にしており、廊下越しに見える小庭を眺めながら執筆していました。
林芙美子記念館はその当時彼女が筆を進めていた目線と同じ光景を見ることができ、彼女のこだわりや当時の歴史などを感じられる施設なのです。
代表作である「放浪記」を執筆した頃の高円寺での暮らしについての展示など、定期的にイベントも開催されているので、ぜひ訪れてみて当時の文化を感じてみてください。
新宿区にある林芙美子記念館とは:利用案内について
林芙美子記念館の利用案内は以下の通りです。
●所在地:東京都新宿区中井2-20-1
●開館時間:10時から16時30分(入館は16時まで)
●休館日:月曜日(月曜が休日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)
●アクセス方法:都営地下鉄大江戸線・西武新宿線「中井駅」より徒歩約7分、地下鉄東西線「落合駅」より徒歩約15分
●入館料:一般150円、小・中学生50円
●駐車場:なし
メンバーズ倶楽部も要チェック!
新宿区で暮らすなら、メンバーズ倶楽部(博物館友の会)もチェックしてみましょう。
メンバーズ倶楽部の会員になると林芙美子記念館はもちろん、新宿歴史博物館と漱石山房記念館の観覧料が無料になります。
※「メンバーズ倶楽部」の会費
・新宿区に住んでいる場合:1,000円
・新宿区以外に住んでいる場合:1,500円(会員期間は入会月から1年間)
また新宿歴史博物館主催のイベントの抽選が優遇され、刊行物も割引価格で購入できるなどお得なサービスもあるので、ぜひご利用ください。
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まとめ
今回は新宿区で賃貸物件をお探しの方に向けて、林芙美子記念館とはどのような施設なのか、概要と利用案内をご紹介いたしました。
現在新型コロナウイルスの感染予防対策をおこなっているので、訪れる際はホームページなどで最新情報をチェックしてください。
私たちライフエージェントグループでは、新宿区の賃貸物件を豊富に取り揃えております。
新宿区にてお住まいをお探しの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
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