皆さんは、お住まいの地域の政策について興味を持ったことはありませんか?
今現在、新宿区では区政の透明化を始め、新宿区を「区民全員がより住みよい街」にするために「行政評価」というものに取り組んでいます。
行政評価というのは、何らかの統一的な観点や方法によって行政の活動を客観的に評価して、行政に「評価した結果」を反映させるというものです。
今回は、これから新宿区で暮らしを検討している方にむけて、行政評価についてご紹介していきます。
新宿区の行政評価とは?区が行う施策と目的を知ろう!
新宿区は、区が行う施策と適切な事業の進行管理を図って、効率的で効果的な区政運営に役立てると同時に、区民に区政運営についての「説明責任」を果たすために、行政評価を行なっています。
また、行政評価を行うことによって、以下の目的を達成するようにしています。
・行政評価を利用したPDCAサイクル(意思決定サイクル)の確立
行政評価を行政運営のPDCAサイクル(意思決定サイクル)の下に組み込んで、評価した結果を事業の見直しと施策に常に反映しています。
・効率的な区政運営の実現と公共サービスのあり方の見直し
成果についての評価を通して、将来的な公共サービスのあり方を見直すと同時に、優れたコストパフォーマンスの運営、区政を実現することを目的としています。
・透明性のアップと説明責任の確保
誰でもよくわかる評価制度として、説明責任を行政として果たし、区政の透明性をアップさせます。
・職員の政策形成能力のアップと意識改革
評価の過程を通して、「組織としての経営意識」と「職員の意識改革」に注力し、職員の政策形成能力のアップと意識改革を図ります。
なお、PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(見直し)の頭文字をとったものです。
新宿区の行政評価の概要とは?内部と外部それぞれの評価組織がある!
ご紹介しているように、行政運営のPDCAサイクルの下に新宿区の行政評価は組み込まれています。
また、行政評価としては、内部評価というそれぞれの部の経営会議によるものと、外部評価という外部評価委員会が行うものがありますので、それぞれ確認してみましょう。
・内部評価
それぞれの部の管理職からなる経営会議を内部評価委員会として、事業と施策の自己評価をおこない、決算特別委員会が開会される前に公示します。
・外部評価
先にご紹介した内部評価の結果を考慮し、外部評価委員会は「区民の観点」から評価して区長に報告します。
・総合判断
内部評価、外部評価と、区民からのそれぞれについての意見を考慮し、区長は意見を行政委員会とも調整して総合判断を区として行い、予算編成に反映します。
このような、区政内部や外部からの客観的な評価によって、より暮らしやすい街にしていこうという取り組みが行政評価というものとなっています。
まとめ
実際に住むエリアの政策がどのような方針で進んでいくのかを把握しておくことも大切です。
今回ご紹介した行政評価は、区の政策や事業を客観的に評価することで、区民全員の暮らしを豊かにしていくことを目的としたものとなっています。
これから新宿区での暮らしをお考えの方は、このような行政の取り組みも確認してみてはいかがでしょうか?
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