新型コロナウイルス流行による外出自粛により全国各地の飲食店は売り上げが減少し、大きな打撃を受けています。
そのような飲食店をSNSを通じて応援するため、大分県・別府市でテイクアウトできる飲食店を応援するための「別府エール飯」と呼ばれるプロジェクトが立ち上げられ、現在ではこのプロジェクトは全国に広まり、新宿でも「新宿エール飯」が展開されています。
そこで今回の記事では、このエール飯と呼ばれるプロジェクトについてご紹介します。
SNSでテイクアウト情報を投稿して新宿の飲食店を応援！エール飯の仕組みとは
現在、多くの地域で新型コロナウイルスの流行により外出自粛や休校措置などがとられ、以前のように気軽に外食することができない状況となっています。
多くの飲食店では予約キャンセルや来店客の激減により収入が大幅に減少し、新型コロナウイルス感染の危険を避けるためイートインスペースを使えない状況で、経営を続けていくために苦戦を強いられています。
そこで、「なんとかお客様を呼び寄せたい」お店側と「なんとかお店の売り上げに貢献したい」、また「少しでも外食気分を楽しみたい」顧客側の想いをつなげるために、テイクアウトを活用しようと考案されたのが、＃エール飯というプロジェクトです。
まず、飲食店がテイクアウトできるお弁当などの商品を撮影し、＃エール飯を入れて画像をSNS（インスタグラム）へアップロードします。
こうすることで、SNS上で＃エール飯と検索した方はテイクアウト商品の画像を見て、テイクアウト商品を提供している飲食店を知ることができます。
このプロジェクトによって、飲食店はコストをかけることなく、お店や商品状況をPRできるようになりました。
また、商品を買った顧客が写真を撮り、＃エール飯を入れてSNSに投稿することで、さらに多くの方の目に留まるようになり、飲食店支援の輪がどんどん広がっていったのです。
新宿エール飯でテイクアウト情報を共有するには？ハッシュタグを使おう
ところでこの＃（ハッシュタグ）とはどういう意味なのでしょうか？
インスタグラムでは＃を入れたキーワードを検索できる仕組みがあります。
「＃キーワード」と画像付きで投稿すれば、そのキーワードに関連する画像だけが検索結果として表示されます。
新宿エール飯を例にとると、新宿区内の飲食店でテイクアウト商品を購入したら食べる前に画像を撮影し、インスタグラムに＃新宿エール飯を入れて投稿します。
これだけで新宿エール飯と検索した多くの方々に「新宿区内の〇〇というお店はテイクアウトをしています。実際に買った商品はこれです」とメッセージを発信できるのです。
まとめ
新型コロナウイルスの流行により多くの業界やお店が影響を受けるなか、飲食店も大幅な売り上げの減少により、家賃や人件費が払えないなど切実な問題に直面しています。
SNSとハッシュタグ＃を使って、苦戦を強いられている飲食店と外食気分を楽しみたい利用者をテイクアウトで結びつけるプロジェクトが「エール飯」です。
テイクアウトで飲食店を応援したい方や外食気分を楽しみたい方、そして飲食店の方もSNSの「＃エール飯」を利用して情報を共有し、新型コロナウイルスの流行を乗り越えましょう。
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