東京都墨田区にある錦糸町は、城東地域の代表的な繁華街であり、南口には飲食店などが立ち並び、丸井やPARCOなどの商業施設や映画館もある街です。
実は、そんな繁華街である錦糸町には、伝統文化であるガラス細工「江戸切子」が受け継がれているのです。
錦糸町にあるすみだ江戸切子館について
江戸時代後期、江戸大伝馬町でビードロ問屋を営む加賀屋久兵衛が、ガラスに切子(カット)を施したのが江戸切子の始まりといわれています。
できあがったグラスや器に、切子細工によって多彩で粋なデザインが施されているのが特徴です。
オバマ前大統領が来日した際に、お土産としてぐい呑みグラスが贈られたことでも話題になりました。
江戸切子の職人がいる加工場や工房は、東京都江東区・墨田区を中心に現在でも残っています。
そのなかでも創業100年を超える廣田硝子から独立して、墨田区認定の工房ショップとして江戸切子を紹介しているのが、錦糸町にある「すみだ江戸切子館」です。
錦糸町駅から北側へ徒歩7分のところにあるこのショップでは、切子作家の逸品から日常に使える器やギフト品などが揃えられております。
他では見られない数々の江戸切子の「技」の品が、およそ350点以上も常に展示販売されており、各地からファンが集まるほど人気です。
ショップの窓越しに伝統工芸を作る職人の技を直接見ることができる他、簡単な江戸切子の体験をすることもできます。
錦糸町のすみだ江戸切子館でクリスマスプレゼントにオリジナルグラスを作ろう
すみだ江戸切子館の江戸切子体験は90分で行われ、実際にグラスをカットして持ち帰ることができる、体験型アクティビティです。
さまざまな色や形をしたグラスの中から好きなものを選んで、機械の扱い方の説明を受けてから練習をして、自分だけのグラフを作ることができます。
グラスの底にも模様を入れることができ、お酒などを入れた状態で底面に浮き上がってくる文字を見るのも面白いです。
また、切り目の模様を組み合わせることで名前やイニシャルなども入れることができるため、愛着が湧くこと間違いなしです。
自分のためではなく誰かへのプレゼントとして、体験コースで作ったものを送るというのも楽しみ方の1つです。
世界に1つしかないオリジナルの江戸切子グラスを、クリスマスプレゼントにするというのも粋な計らいですね。
体験コースは2019年12月時点で税別4,000円、日曜祝日を除く1日3組の予約制なので、クリスマスまでに間に合うという方はぜひ検討してみてください。
まとめ
東京でも有名な繁華街である錦糸町には、にぎやかな町並みとは違った一面として、日本を代表する伝統工芸の1つである江戸切子が受け継がれています。
すみだ江戸切子館では切子体験でオリジナルのグラスを作ることもできますので、クリスマスプレゼントで江戸切子を作ってみてはいかがでしょうか。
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