赤羽周辺は、日本最初の洋紙会社が設立されたエリアです。
そのため洋紙発祥の地としても知られています。
そこで赤羽周辺で学べる、「紙の博物館」とはどんなスポットか紹介します。
赤羽の学べるスポット:紙の博物館とは?
赤羽周辺にある「紙の博物館」とは、紙の歴史について学べるスポットです。
製紙工場のさきがけである抄紙会社(王子製紙王子工場)の跡地に、1950年に設立されました。
そして1998年に、飛鳥山公園内へ移転・リニューアルオープンしました。
紙の歴史や文化に関する博物館で、さまざまな資料の収集、保存、調査などを実施しています。
そしてその成果を展示公開し、紙について学べる事業をおこなっています。
●所在地:北区王子1-1-3
●入館料:400円(大人)、200円(小中高生)
●開館時間:10時から16時(最終入館15時30分)
●休館日:月曜(祝日の場合は開館)、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日
●アクセス方法:飛鳥山停留場(東京さくらトラム)より徒歩3分、JR王子駅より徒歩5分、西ヶ原駅(東京メトロ南北線)より徒歩7分
●専用駐車場:なし
赤羽の学べるスポット:紙の博物館の展示内容
赤羽周辺で学べる「紙の博物館」では、さまざまな展示を通じて紙の歴史や文化を紹介しています。
主な展示内容は以下のとおりです。
常設展
常設展では、近代製紙産業の歴史や紙の製造工程といった、洋紙に関する展示をおこなっています。
このほか日本の伝統的な和紙に関するコーナーもあります。
また紙の教室は、紙の基本やリサイクルについて小学生でもわかりやすく学べるコーナーです。
いろいろな紙に触れてみたり、クイズに挑戦したりもできます。
企画展
「紙の博物館」では、さまざまな企画展も実施中です。
過去に開催された「特別収蔵品展」では、約4万点の収蔵品のなかから重要な名品などが紹介されました。
また歌川広重の肉筆画や、渋沢栄一の書簡などの資料も展示されました。
そして2021年8月29日までは、「くらしを支える紙製品~紙にできること~」が開催されています。
ダンボールやトイレットペーパー、梱包材など日常生活で活用されている紙製品を紹介しています。
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