大正時代に活躍した洋画家・中村彝(つね)は、現在の新宿区下落合にアトリエを構えていました。
「中村彝アトリエ記念館」は、当時のアトリエを復元してオープンした記念館です。
そんな新宿にある「中村彝アトリエ記念館」とはどんな施設なのか、利用方法とともに紹介します。
新宿にある中村彝アトリエ記念館の施設情報とは?
新宿の「中村彝アトリエ記念館」とは2013年にオープンした、洋画家・中村彝の記念館です。
新宿区下落合は中村彝が創作活動に励んでいた場所で、37才で病没するまでアトリエを拠点にしていました。
そして中村彝の没後も、画友らによってこのアトリエは長く保存されてきました。
「中村彝アトリエ記念館」の建物は、大正時代の建材を再利用して当時の姿に復元・整備したものです。
そして施設内では中村彝が制作していたアトリエや、関連展示を楽しめます。
また制作の合間に中村彝が眺めた風景をイメージした、芝生の庭も見どころのひとつです。
庭にはキンモクセイやツバキ、ヒバなどが植えられています。
アトリエ
アトリエでは中村彝が過ごした当時の様子を再現しています。
病弱のためあまり外出できなかった中村彝は、このアトリエで多くの人物画・静物画を残しました。
作品のレプリカやイーゼルもあるため、制作時の様子をリアルに感じられるでしょう。
さらに作品で描かれた調度品や床に落ちた絵の具が残されているなど、制作していた当時の名残が随所に見られます。
展示室
展示室では、中村彝の生涯や作品を解説展示しています。
代表的な作品のパネルや、亡くなった翌日に制作されたデスマスクのレプリカなども展示されています。
展示されている絵画はすべて複製ですが、高精度写真パネルなので実物のような仕上がりです。
新宿にある中村彝アトリエ記念館の利用情報とは?
新宿の「中村彝アトリエ記念館」は、入館無料で利用できます。
利用情報とは、以下の通りです。
●所在地:新宿区下落合3-5-7
●開館時間:10時~16時30分(入館は16時まで)
●休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
●アクセス方法:JR目白駅より徒歩10分
●駐車場:なし
2月・8月以外の土日祝は、ガイドボランティアによる展示解説を実施しています。
なお新型コロナウイルス感染症対策のため、当面の間は休止しているのでご注意ください。
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まとめ
新宿にある「中村彝アトリエ記念館」とは、どんな施設なのか紹介しました。
中村彝の生涯や、作品とはどのようなものだったのかを知れるおすすめのスポットです。
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